総合的な学習の時間 ワールドカフェでつなぐ

7月17日(水)「修学旅行での学び」をワールドカフェ形式で1.2年生に伝えました。
 3年生から下級生に「修学旅行がますます楽しみになる」「修学旅行でこんなに学べる」「平和への祈りの継承」の3点を伝えることを目標に取り組みました。

 日常的に「全校に肯定的な姿勢を示す」という、よき先輩としての使命を果たす好機になりました。

「後輩」たちはどのように受け止めたでしょうか。
感想を抜粋してご紹介します。

〇 今日の3年生の発表を聞いて、3年生が修学旅行で学んだことや楽しんだこと、気をつけた方が良いことを詳しく知ることができました。ホテルでの過ごし方や、当日の割り当てなども知ることができ、来年の修学旅行へのイメージを膨らませることができました。発表の仕方もハキハキしていたし、とても見やすい資料や、聴き手を引き込むための質問をいくつも用意していたところが良いなと思いました。自分も今後発表する機会があるので、見やすい資料を提示することと、聴き手に聞こえる声で話すことを当たり前にできるよう、3年生を見習いたいです。

〇 今日は3年生の人たちが行った修学旅行の話を詳しく聞かせてもらいました。原子爆弾のせいで多くの人たちが亡くなり、悲しい思いをしたということがとても伝わってきました。この事は絶対に忘れてはいけないと改めて感じました。また、千と千尋の神隠しでモチーフにしたと言われるおしゃれな温泉に行ってみたいなと思いました。私たちは今のところ、東京に行く予定で広島方面には行けません。ですが、3年生の人たちのおかげで広島にある魅力的なもの、楽しかったことが聞けてよかったです。3年生の人たちが言っていたように、バスの中がとても楽しいようなので、バスの中も楽しみにしたいなと思いました。

〇 1.2年生が楽しめるようなクイズを入れたり、インタビューをしたりしてくれて楽しみながらプレゼンを聞くことができました。バスやホテルなどが楽しかったことがわかったし、ルールを守ることがどれほど大切なことなのかということがよくわかりました。広島の原爆ドームはよく修学旅行で選ばれる場所だと思いますが、なぜ毎年そこに行くのかが分かりました。被爆者の悲しくて辛い思いや、体だけではなく、心にも大きく深い傷があった事を知り、命の大切さと言うものをよく感じられました。修学旅行は、中学校生活の中でも思い出深いイベントの1つだと思いますが、3年生がお互いに協力しながら得られた楽しさというものが伝わってきました。言葉で伝えてもらっても、楽しかったと言う事はわかるけれど、今回のプレゼンで写真やクイズを準備されていて、今日の2時間にかけた思いまでも伝わってきて、この時間はとても貴重な機会だったと思います。

 

参考:修学旅行のページ